知事

人口の多い年の方が高い

都道府県知事といえば、各都道府県のトップに立つ人であり、かなりの高収入をもらっていることで知られています。
平均年収としては2000万円を超えています。
ただし、都道府県ごとに年収は大きく異なっており、基本的に人口の多い都市の知事の方が高収入であることが多いです。

たとえば、東京都知事や神奈川県知事などは日本でも上位の収入をもらっています。
逆に少ない知事としては、山形や島根、熊本などです。
公務員の給料と同様に知事の給料はすべて公開されているため、簡単に調べられます。

都道府県知事は任期が4年となっており、多くの権限を与えられています。
選挙で勝ち残った方しかなることができないため、選ばれた人達です。
だからこそ、収入はかなり高くなりやすいのです。

知事の仕事は、その地域の行政サービスを充実させたり、地域の問題点を解決することです。
住民からの声をよく聞いて、住みやすい街づくりを目指していくことが求められています。
都道府県知事の考えによって、その地域は大きく変わっていく可能性があるのです。

知事が変わるだけで、その地域の環境が大きく変化したケースは過去に何度もあります。
具体的な仕事としては、予算案を決めて、それを議会に提出することです。
また、条例案を決めて、それを議会に提出することもできます。

議会の決定に不満がある場合には拒否権を持っています。
このような強い権限を与えられているのは、選挙で住民から選ばれたためです。

知事のやりがいやなり方

知事には大きなやりがいがあるため、たくさんの方が知事になりたいと考えています。
まず、知事はそれまでの前歴は関係なく、選挙で勝ち残れば知事になることができます。
つまり、自分が住民から選ばれたという事実が残るため、大きな自信を得られるでしょう。

また、知事には大きな権限が与えられているため、自分が望むような地域づくりを実践することができます。
新しい条例を制定したり、予算案を変更したり、議会が決定したことを拒否することも可能です。
自分の行動によってその地域の将来が大きく変化してしまう可能性があるため、責任は大きいのですが、やりがいも大きいです。

明確なビジョンがあって、その地域をより良くしたいという熱い気持ちがあるならば、知事ほどやりがいのある仕事はないでしょう。
芸能人の方が当選することからも分かるように、政治家ではなくても知事になれる可能性はあるのです。

ただし、知事になるためには選挙に出なければいけません。
選挙で勝つということは並大抵のことではないのです。
その地域にいる方達からの支持を得る必要があります。

芸能人で知事になれる方がいる理由として、既にかなりの知名度を誇っているために、その分だけ有利なのです。
あまり知名度のない方の場合は、まずは自分の名前を覚えてもらうことに一生懸命にならなければいけません。
そのため、知事になることはかなりの狭き門です。