大手製造業

製造業でハイクラス年収を目指すためには

製造業は仕事全般から見て比較的年収が低めの業界とされています。
全体平均を調査したデータによると、製造業で働く人の年収は20代で200~300万円、50代でも400万円台後半くらいとされています。

サラリーマンの年収としてはやや低いと感じるところですが、これは大企業から中小企業まで全ての製造業での平均値ですので、一概にそれ以上のレベルは望めないというわけではありません。

日本においては操業している企業の9割以上は中小企業であり、その大半は製造業です。
製造業といってもピンからキリまであり、同じ会社の中でもどういった業務を担当するかによって年収も大きく変化してきます。

製造業として分類されるものとしては、自動車に関連した部品製造などの金属製品製造業やその他の非鉄金属製造業、石油製品、プラスチック、ゴム、革製品、窯業(ガラス、セメント、陶磁器)、製紙業、繊維業、木材、食品、家具・インテリアといったものがあります。

他にも数多くの種類や業種がありますので、まずは業界全体からどういったところが勢いがあるかということを考えてみます。

時代とともに業界ごとの景気は変化するものの、一般的に高年収とされている業界として挙げられるのは、化学工業、鉄鋼製造業、食品製造業、機械製造業です。

また国内企業よりも外資系企業の方が全体的に給与平均が高い傾向が見られています。
国内企業であっても年功序列制で賃金を決めている古い企業では、40代くらいで年収1000万円を超えるケースがあります。

会社規模も中小規模よりも大規模な企業になるほど年収が高くなることがわかっており、中でも世界的に有名な超大手企業になると管理職クラスで1000万円を超える年収となります。

特殊な仕事ができるエンジニアは強い

製造業の平均年収が低いとされるのは、現場での流れ作業のみを担当するスタッフが多いからです。
他の仕事にもいえますが、自分の代わりがきく簡単な仕事では給与を高くしていくことは難しいでしょう。

年収の高い製造業者を見てみると、担当をしているのは現場作業でもマネジメントや品質管理に関する仕事です。
製造業では常に同じ製品を長年に渡って続けているだけでなく、よりよい品物を低コストで製造するという使命を常に負っています。

品質管理や工場マネジメント担当者は、現場で働く人たちの様子や使用する器具などをチェックし、改善すべきところがないかということを考えて実施していきます。

生産性の向上や原価低減をするためには高い技術力と現場の声の吸い上げが重要になります。
最初は現場作業からスタートしつつ、自分独自のスキルを身に着けていくことで他のエンジニアと差別化を図り、昇進や有利な転職がしやすくなります。