稼げる投資家になるためのポイント

昨今の、不景気や未来の社会保障への不安から貯金をしたいと考えていても、実際には中々現在の所得では十分な貯蓄をすることは難しいと考えてしまいがちです。
そこで、投資をうまく利用して利益を得られるようになれれば、自分の仕事で得ている給料の収入にプラスして、所得を増やすことができます。

現在はインターネットの普及や、必要な資金の値下げが起きていることから、少ない元手でも投資を始めることができるようになってきています。
投資を始めた人が陥りやすいのが、余剰資金を運用して「どのようにしたら利益を出すことができるのか」という考え方です。
それは間違いではありませんが、投資において何よりも必要なのが「どうしたら負けずに済むのか」ということです。
今回は、投資で負けないために重要なポイントについて紹介します。

サイクルを作ること

どの投資方法でも確実に求められるのが、毎日同じサイクルでチェックや取引を行うことです。
これは、自分の得られる情報量に関係する問題で、怠ってしまうと情報量が普段よりも少なくなってしまったり、動向を読めなくなってしまったりすることがあるためです。

例えば、FXをしている人は、朝起きた時には、ニューヨークと、ロンドン市場の終値をチェックすることや、東京市場の始値を知っておくことから始めて、夜のニューヨーク市場の動向について考察をしておくことを日課にする人が多いです。
必ずしも、多くの人が取り組んでいることが正しいというわけではありません。
自分自身できちんとした取引ルールや生活のリズムを作り出すことが大切なのです。

ルールを守ること

また、一度決めたルールやサイクルは絶対に守るようにしなければなりません。
デイトレードを行っている人が、損切りを渋って持ち越した結果、更に大きな損失を出してしまうことはよくあることです。
そこで、せっかく増やし続けた資金が一気に亡くなってしまうこともあるのです。

確かに持ち越すことによって利益が出ることもあるかもしれませんが、投資において何よりも大切なのは資金を減らさないことです。
そのために、ルールを順守することが大切なのです。

失敗しても対処すること

投資にはリスクが必ずあります。
また、どんなに熟練したプロの投資家でも失敗をしてしまうことはあるのです。
そういったときに重要なのが、対処できる範囲での損失にとどめる技術と精神力だということができます。
月初めから通算で15万円の利益を出している人が、8万円の損失が出てしまっている場合には、それを持ち越して16万円の損失とする前に、7万円はしっかりと残すという判断をしなければならないのです。

精神的なキャパシティをオーバーしないこと

FXや株式投資など、大きな金額を動かして取引をするような投資の場合には、自分が精神的に負担とならないような範囲での取引を行わなければなりません。

投資をしている以上、現在ある貯金が0円になってしまうようなリスクが必ずあるのです。
しかし、冷静な判断を重ねていくことによって、リスクヘッジができるのも事実であり、自身のキャパシティの範囲内で感情的にならず取引をすることが何よりも大切なのです。