余剰資金を運用して、利益を得ることを投資と言います。
投資の種類は様々ですが、多くの人がその単語を聞いて思い浮かぶものは株式投資ではないでしょうか。
今回は、株式投資について、概要と方法について紹介します。

株式投資とは

日本は、資本主義経済国家のため、資本家が会社を設立して様々な事業を展開することによって市場を動かして利益を得ています。
この仕組みは、株式によって成り立っており、東証株価市場などで上場している企業の株式を世界中の資産家や一般投資家がその企業に対して投資をすることによって会社はより大きな資金を手にすることができるようになるものです。
この資金を利用して会社は新規の事業を起こしたり、システムの開発に着手したりすることによってその企業価値をさらに高めることができるのです。

株式の仕組み

上記のような仕組みで資本主義経済の一端を担っている株式ですが、この株式をつかって、投資家が利益を得る仕組みはどのようになっているのかという疑問をお持ちの方もいるでしょう。

株というのは、株式会社が発行している株券のことを指すものですが、その価値はその会社の財政状況や世間からの評価によって上下します。
財政危機に陥った会社やリコールを起したり、事件を起こしたりすることによって信用が落ちてしまうと、株式についても価格が下がるために株券の価値というのがそのまま会社の価値として置き換えることも可能です。
また、株券の売買が行える株式会社は市場によって厳しく審査されており、これを認められて上場している企業はそれだけでも、十分な価値や規模を有しているとも言えます。

株式投資で利益を得る

株式で取引を行う場合には、証券市場が開いている時間に行うことになります。
この時間外で株式のやり取りを行うと、証券法違反となる場合があるため、注意が必要です。

株式取引は基本的に、誰かが売ったものを自分が買う、もしくは自分が売ったものを誰かが買うという図式で成り立ちます。
株券には企業ごとにその総数が市場によって定められているために、このような取引形態となっており、株価が上昇した時に売り、下降して底値だと思ったときに株を買うというのが、基本的な流れとなります。

このような仕組みについては、他のウェブサイトでも紹介されており、取引の仕方やチャートの読み方などと合わせて知っておくことができます。

参考サイト：i-株.com

また、株式の利益には2種類あり、上記で説明したような売買によって利益を得る、キャピタルゲインと呼ばれる方式での利益の他に、インカムゲインと呼ばれる株式を保有していることによって配当金や株主優待を受けて利益を得る方法があります。

いずれの方法でも、十分な知識と投資方法を間違えないことで、利益を得ることが可能です。
一方で、市場が開いている時間が昼間であることもあり、デイトレードなどの短期的な取引を繰り返す取引方法は一般の会社員の方には難しいと言えます。

しかし、インカムゲインや期間を長く設定してトレードを行うことでも十分利益を狙うことが可能ですし、近年はインターネットでの取引ができるようになってきたことから副業として株式取引を行うことも可能となってきており注目を集めています。